苗木の肥料のやり方
苗木は大きく成長するためにほとんど全ての種類で肥料を必要とします。今回はオススメの肥料と、施肥に最適な時期についてご紹介致します。
肥料を与える前に
移植したばかりの苗木への施肥は注意が必要です。掘り出した際に根が切れていたり、傷が付いていたら肥料分を吸収できず傷口から腐ってしまう恐れがあるためです。根鉢(根の周りの土)を大きく切り取って移植した場合をのぞき、植え付け直後一年間は肥料を与えずに、水やりで根の発生回復に専念しましょう。
肥料の種類と時期
苗木は基本的に春秋の2回と冬の寒肥1回が目安となります。春秋の施肥については時期を選ばず与えることができますが、花を付ける樹木はつぼみができる前、もしくは花が散った後に与えると良いでしょう。つぼみが膨らんでいる途中で肥料分を与えると花の形が崩れてしまうためです。この時、苗木に与える肥料は堆肥や油かすといった緩効性でゆっくり溶け出す肥料が良いでしょう。即効性の化成肥料などはすぐに成分が溶け出すため、苗木の柔らかい根を傷める恐れがあります。
寒肥は1~2月の根が休眠している時期が最適です、この時も緩効性肥料がオススメです。即効性の肥料では根が目覚める前に土中から成分が流れてしまう恐れがあるためです。
苗木が弱ってしまった場合には
苗木が弱ってしまったら肥料を与えてはいけません。肥料分を吸収する力が弱っており、逆に根を痛めてしまう恐れがあるためです。まずは水やりの過湿、もしくは乾燥ではないか注意しましょう。次に病気や害虫による被害でないか確認します。 それでも樹勢が優れないようでしたら、【植木の活力剤スーパーバイネ】の使用をお奨めしております。肥料分ではなく、活力剤のためやり過ぎの心配がありません。主成分のキチン・キトサンにより植木の細根発達を促進し、根の活着を早め、光合成能力を向上させることで樹勢を回復させます。
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